ゆっくりと、ラテン語

ゆっくり楽しくのんびりと。Festina lente

私の日常とラテン語

ずいぶんお久しぶりのブログになってしまいました。

 

実にゆっくりと、ラテン語の学びを続けています。ただ思ったとおりにいかないのも事実です。びっくりするほど進まないというか進めないというか…あまり長時間向き合うとけっこう疲れます。

 

現在、二ヶ月に一度、叙事詩アエネーイス」を読むクラスに参加しています。3時間で10行ほどの詩を読みすすめていくのですが、事前に辞書を引いて自分なりに訳してみる、ということに日々取り組んでいます。

アエネーイス」は一行が6から8単語、二ヶ月もあれば10行くらい何でもないのではと思われるかも知れません。ただ、まだまだ時間があるから今日はいいかなあと思ったり、疲れて辞書を引く気にならなかったり、という日々が続くと、あっという間に時間がたち、期日が差し迫って、何とかばたばたと訳し終える、ということを何回か繰り返しています。自分の中で、まだうまくペース配分ができていないようです。

 

でもクラスに参加していて思うことは、「アエネーイス」は空よりも高く、海よりも深い作品で、それは私が思うよりもずっと高く、深いのではないかと。あまりに壮大で、相対するだけで疲労するけれど、でも乗りかかった船だと思うし、進めるところまで進みたい。という感じで、もがいている状態です。